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■□■　　　２０代でも起こる、『短期老化』とは？

 

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　通常、自分の「老化現象」を明確に実感するのは、ほとんどの人の

 

　場合、４０代からではないでしょうか。

 

 

　しかし、人によってはそれを“３０代”、“２０代”で実感される

 

　場合もけっして珍しくありません。

 

 

　しかも、わずか数年、数ヶ月の短期間で、急激に老化を実感される方

 

　がいらっしゃいます。

 

 

　私も、この仕事を始めてから丸７年ほどになりますが、その間に何名

 

　かの方々から、ごく短期間に急激に老化を実感された体験談を伺った

 

　ことがあります。

 

 

　しかも、そのほとんどが“３０代”、“２０代”の方でした。

 

 

 

　『老化』に対する定義は、実は医学的にもあいまいなのですが、

 

　私は老化の仕方にも、いくつかの種類、タイプがあると考えています。

 

 

　その一つが、私が『短期老化』と名づけているものです。

 

 

　これは、本来の老化現象とは別に、何らかのファクターによって、

 

　急激に老化現象と“同様”の症状を引き起こす、“病的”なものです。

 

 

 

 

 

 

　　　　　そのほとんどの原因が、「ストレス」です。

 

 

 

 

 

 

 

　昨週の、フジテレビ系列『ビューティー・コロシアム』をご覧になら

 

　れましたでしょうか。

 

 

　冒頭に出演された、現在５０歳の女性の例が、まさにそれでした。

 

 

　その女性（仮にＡさんとしておきます）は、３４才までは快活で、

 

　とても美人のキャリア・ウーマンでした。

 

 

　ところがその後、結婚して出産したのですが、その子供の死を堺に

 

　ご主人との仲がうまく行かなくなり、結局は離婚。

 

 

　その間の、極端なストレスがＡさんを急激な老化に追い込んで行きま

　す。

 

　そして、たった４年後の３８才の時には、まるで「老婆」のような

 

　容姿に変貌していました。

 

 

　実際に写真で見ましたが、３４才までは女優のように美人だった彼女

 

　が、３８才の時には、本当に“おばあちゃん”のように変貌されてい

　ましたねぇ。

 

 

　あの変貌には驚いた方が多かったと思います。

 

 

　まぶた、頬、口元の全てが垂れ下がり、シワだらけの顔。

 

　張りは全く感じられない状態でした。

 

 

 

　

　　　　　　まさにこれが私の言う、『短期老化』です。

 

 

 

 

 

　原因は、ストレスによって「脳内ホルモン」（神経伝達物質）の

 

　バランスが極端に崩れ、それが全身のホルモンに影響を与えて、

 

　成長ホルモンを始めとした、女性ホルモン、副腎ホルモンなどの分泌

 

　を老人レベルまで急速に低下させてしまった結果なのです。

 

 

　おそらく、女性ホルモンの低下で「骨粗鬆症」まで引き起こしていた

 

　のでしょう。歯までほとんどが抜け落ちてしまっていましたね。

 

 

　現在５０才のＡさんの場合は、美容整形によって、顔の中にワイヤー

 

　を入れてシワを吊り上げるなどして、驚くほど若返っておりました。

 

 

　しかし、５０才まで放っておかず、『短期老化』が起きた３０代の

 

　うちに手を打っておけば、そこまでの大手術は行なう必要はなかった

 

　かも知れません。

 

 

　まず、心理療法、カウンセリングなどを受けて、ストレスを改善する

　こと。

 

　そして、同時にホルモンバランスを改善することです。

 

　あとは【成長ホルモン】（ＨＧＨ）の分泌が高まれば、おそらく

 

　かなり改善できたはずです。

 

 

 

　この『短期老化』は、どなたでも急に起こる可能性があります。

 

　通常の自然な老化とは違い、仮に２０代、３０代でも起きかねません。

 

　４０代以上であるなら、“重症”になってしまうことも多いでしょう。

 

 

 

　普段から、ストレスマネジメントと、ホルモンバランスには、気をつ

 

　けておきましょうね。。。